Y-CIVILIAN

[ti:Y] [ar:Lyu：Lyu] [al:君と僕と世界の心的ジスキネジア ] [offset:0] [00:01.65]憧れていた女の子を [00:04.65]目の前で無くした夜 [00:06.88] [00:07.82]顔が引きつったままだった [00:10.81]割と暑い夏の夜だった [00:13.25] [00:13.93]それからは見ての通りで [00:16.68]ずっと他人の影に怯えて [00:19.37] [00:19.93]ほらよく見ろよ [00:21.36]人はいつだって [00:22.99]平気であんな事をするんだ [00:25.61] [00:38.90]選択の余地が無いってのは [00:41.58]実はとても幸せなことかも [00:44.67]アダム以外に人が居ないから [00:47.80]イヴは疑いようもなかった [00:50.85]きっともっと素敵な人が居て [00:53.97]もっと素晴らしい人生の筈で [00:57.22]でも見付からないから仕方が無い [01:00.46]じゃあ見つかった時はどうすんの [01:02.85] [01:04.72]臆病過ぎて 触れなかった [01:10.28] [01:10.90]光に立ち眩み 座り込んで [01:17.00]いつか いつかって震えながら [01:23.16]その日はまだ訪れぬ [01:27.35] [01:28.60]自分の名前が嫌いだって [01:31.78]あなたがそんな事言うから [01:34.58]僕は一度も呼びやしなかった [01:37.53]ねえどんな気分でしたか [01:40.39]あなたに拒絶されるのがただ怖くて [01:44.19]犬のように必死で纏わる [01:46.95]それを優しさだと思ってた [01:50.06]何処で何を間違えたの [01:52.38] [02:06.36]昨日噂で聞いたよ [02:08.79]いつも楽しそうな顔していた [02:11.97]皆から愛されるあの人の [02:14.90]腕が傷だらけだったと [02:17.72]あぁもう見えるものしか信じないよ [02:21.14]それ以外など無いも同じだ [02:24.27]そうすりゃきっと世界は美しい [02:27.45]なのに何でそんな事言うのさ [02:30.37] [02:31.87]優しい言葉 細く長い手 [02:37.49] [02:37.99]やっと忘れたと思ったのに [02:43.73] [02:44.35]息も絶え絶え 走り続けて [02:50.35]それでも逃げられないの [02:54.59] [02:55.95]誰のことも信じられないと [02:58.45] [02:59.01]あなたがそんな事言うから [03:01.76]僕は一度も責めやしなかった [03:04.69]ねえ気分は楽でしたか [03:07.53]自分の弱さをいつの間にすり替えて [03:11.34]鍵をかけては閉じ籠もって [03:14.08]それで何か守った気がしてた [03:17.26]どこで道を誤ったの [03:19.32] [03:20.20]馬鹿げた人間関係 [03:25.81] [03:27.06]自意識過剰 代償行為 [03:30.31]本当の望みは何処 [03:32.99]あの日に戻れたらなんて [03:38.72]もう戻りたくもない [03:40.98]戻る気など無い [03:42.53]もう二度とあんな日は [03:44.85] [04:11.68]何もかもが 遠く思えて [04:17.23] [04:17.80]側にあったものまで見過ごしてた [04:23.41] [04:23.91]無くす事が怖かっただけ [04:29.66] [04:30.21]違うだろ [04:31.71]傷付けられるのが怖かったの [04:37.46] [04:38.89]私には何も無いからって [04:41.83]あなたがそんな事言うから [04:44.46]ついに一度も満たされなかった [04:47.63]僕は存在してましたか [04:50.38]今更何を言ったって遅いから [04:53.94]もう思い出すのも止めにするよ [04:57.07]ああ絞め殺したいほど憎くて [04:59.99]きっと好きだった さよなら