鍵ノ間 (钥匙之孔)-黒兎ウル

[ti:鍵ノ間] [ar:黒兎ウル (kurousagi-uru)] [al:兎唄 -ウサギウタ-] [by:] [offset:0] [00:00.00]鍵ノ間 (钥匙之孔) - 黒兎ウル (kurousagi-uru) [00:10.51]詞：綿飴 [00:21.03]曲：綿飴 [00:31.54]とある洋館の言い伝え [00:34.20]再奥の部屋開かずの間にて [00:37.17]新月の夜に開かれる [00:40.04]秘密の宴鍵ノ間の宴 [00:43.04] [00:49.17]召使共は口々に [00:51.95]あの美しき娘は誰と [00:54.92]見惚れる刹那はたまゆらに [00:57.76]瞬きすれば娘は何処 [01:00.83]五月雨誘う皐月の雲は [01:03.90]不穏に唸りを上げよどみ [01:06.96]固く閉ざされた鍵ノ間にて [01:09.68]共に踊り明かしましょ [01:12.72]人ならざりて妖かしなるは [01:15.43]神とて嘲笑う定めかな [01:18.41]廻り巡る鍵ノ間の宴 [01:21.45]浮世のまにまに [01:24.31]「もういいかい?」 [01:26.01] [01:39.26]街の者達は口ずさむ [01:42.09]かの屋敷には妖かし住まう [01:44.95]娘の姿で人食らう [01:47.86]世にも恐ろし妖怪屋敷 [01:51.17] [01:56.95]雑用係の少年も [01:59.73]噂話を耳に入れれば [02:02.65]一目でいいから逢いたいと [02:05.59]その衝動は禁忌に触れる [02:08.58]乱れ椿の十二単は [02:11.49]散れども美しき花弁に [02:14.62]今宵開かれた鍵ノ間にて [02:17.35]共に踊り明かしましょ [02:20.47]人ならざりて妖かしなるは [02:23.16]神をも嘲笑う童かな [02:26.19]風になびく銀髪を持つ [02:29.09]金色の瞳 [02:31.62] [02:32.30]「まぁだだよ?」 [02:33.66] [02:45.73]彼女はずっと一人です [02:48.47]物置のその最奥で [02:51.32]人形は孤独の中で [02:54.37]いつしか魂を宿し [02:58.75] [03:03.13]霞の空のしののめ時に [03:06.13]惚れた腫れたの赤牡丹 [03:09.14]今宵開かれた鍵ノ間にて [03:11.80]永久に踊り明かしましょ [03:14.76]人ならざりて妖かしなるは [03:17.65]神とて嘲笑う印かな [03:20.65]白き肌に薄紅差して [03:23.65]涙を流せば [03:26.40]人ならざりて妖艶なるは [03:29.44]寂しき孤独なる姫君か [03:32.48]淡き夢の終わりとなりて [03:35.39]朝焼に帰そう [03:38.07] [03:38.75]「もういいかい?」 [03:40.24]「もういいよ」